
まず、元々悪評高い医療関係から見ていきましょうか。
平均寿命は30位、ヘルスケアの質37位、乳児死亡率31位。このあたり、日本は上位ですよね。
インターネットのスピード15位(これは日本は1位!でも年ごとにすぐ変わりますね)、一人当たりの携帯の数16位(日本は73位…意外です)、再生可能エネルギーの利用27位。
教育の効果35位、科学的な知識33位。
そしてアメリカの看板である民主的政治は17位、報道の自由41位、囚人の数40位、汚職の少なさ22位となっています。
さすがにランキングで上位にならないような統計ばかりを集めてはいるのでしょうが、アメリカ人はこの結果を見てどう感じるのでしょうか。さすがに昔ほど「俺達が色んな分野で世界のリーダーだ」なんて考える人もいないでしょうが、でも少々へこんだりするのかな。
逆に日本人がこういうランキングを見ると、「あれ?意外といいじゃん」というところを見るよりも「ああやっぱりダメなのね」って、ガッカリするところばかり、目にいってしまうような気がします。
昔、同じESLクラスにいたドイツ人の女の子がものすごくはっきり物言う子でした。
彼女、よくご近所のパーティなんかで「どうだい、アメリカは?」と聞かれて、「すっごく遅れていてビックリしたわ。洗濯機なんかドイツの20年前のやつみたいだし、未だに銀行小切手で光熱費払ったりとか、携帯電話も型古いし受信しても料金取られるなんて最低だし…」と、延々と続けたらアメリカ人は皆むっつり黙り込む、というのをクラスで聞いていて何度も苦笑いを浮かべちゃいました。
まぁ、そう思ってはいても、本人たちにはなかなか言えないのが日本人(笑)そうやって大抵のヨーロッパの人たちと比べると、アメリカ人ってホントはすごく「気ぃ遣いしぃ」で、社交的でフレンドリーな人たちなんですよねぇ。ということで、「相手へ気を遣う」というランキングでは上位に入れてあげてくださいよ!
America: We're (not) No.1