2012年4月20日金曜日

タイタニックのテーマソングってあれ (Titanic)

タイタニック3D、上映中ですね。入りも上々みたい。
私はといえば…数カ月前に映画館で予告編を見ただけで、「うわぁ、私って、この映画の、映像も、セットも、筋も、演技も、そして歌も、何もかもが苦手なんだぁ」ということを再認識してしまったので、当然近づいていません。こんなに苦手なのは毒舌佐藤亜紀さんのせいもちょっとはあるかもしれないけど(当時ホームページでぼろんちょに書いてた)やっぱり生来肌に合わないんでしょうね。

ところで今月の頭に、こんなニュースが流れてきて仰天しました。

ケイト・ウィンスレット、衝撃のコメント!セリーヌ・ディオンの『タイタニック』の曲を聴くと「吐きそうになる
「耳にするだけで吐きそうになるわ。ウソウソ、そんなこと言っちゃいけないわね。実際は、ええ、吐きそうになる。『みんな聞いて! セリーヌ・ディオンのあの曲よ!』って言えればいいんだけど、無理。あの曲がかかると真面目な顔をしながら座って聴いているけど、心の中では飽きれまくっているわ」とファンにはショッキングなコメントをMTVニュースにしている。

ちなみに元のソースはMTVに載っているんですけど、「いやぁ、このねっちょりもっちりした、タイタニックのテーマ曲が苦手なのって私だけじゃなかったんだぁ。それも、主演女優なのに(爆)」と、えらい嬉しくなりました。しかしケイト・ウィンスレット、こんなこと言っていいのか?しかもこの人、今まで15年もこの事を黙ってきたんですよね。あの頃は自分の行く場行く場で耳にタコができるほど聴かされたでしょうし、さぞや辛かったでしょうね。むしろ聴きすぎていやになっちゃったってのも少しはあるのかもしれないなぁ。ともかく、私としてはとてもとても親近感を感じたニュースでした。


ところでタイタニックのテーマといえば、最近youtubeで見たこの映像もまた衝撃的(笑撃的)だったのでぜひここに貼りたいと思います。



多分今年youtubeで見た映像の中で自分の中では最高のヒット!
ここまで音程外されて好きなようにやられたら、私だってこの曲が嫌いじゃない、とまで思ってしまうのでした。


2012年4月3日火曜日

ブクログ:2012年3月の読書記録


armadilloの本棚 - 2012年03月 (4作品)





ブクログに書き出し機能があることに気付いた。せっかくレビューを書いているのだから、利用してみようと思う。

先月一番面白かったのはカレル・チャペックの『園芸家12ヶ月』。年末にカリフォルニアのブックオフで1ドルで購入。いわば「園芸オタク」の鋭い自嘲・自己批判・こっそり自慢という内容だけれども、園芸に限らずオタク道ってこうだよね、と頷ける。自分とはユーモアのセンスがぴったりと合っているらしくて、内心ドッと受けながらガンガン読み進める事が出来た。どのページをめくっても自分にとっての名言の連続なのでここにブクログに記録した通りの引用も載せておきたい。

それを毎日やっていると、二週間目には芝草のかわりに雑草が生え始める。いちばん高級の芝草の種から、どうしてこんなにふさふさした、トゲだらけの雑草がはえてくるのか。これこそ自然界の神秘というものだ。りっぱな芝生がほしいと思ったら、いっそのこと雑草の種をまくべきかもしれぬ。(11頁)

もちろん、水道の栓と一本のホースがあれば、もっと早く、もっと大規模に灌水ができる。比較的みじかい時間に、花壇はおろか、芝生から、ちょうど三時のお茶を飲んでいる隣の家族から、往来の通行人から、室内から、家族の全員まで、なかんずくいちばんたっぷり灌水が出来るのは自分自身だ。(107頁)