2011年6月2日木曜日

Los Lobosのライブを見に行ったよ(長文篇)

ローカルブログの方にミニレポを書いたのですが、せっかくなのでこちらではもうちょっと音楽的に詳しく記録に残したいと思います。
一週間ほど前ですが、たまたまニュースサイトを開いたら広告が出てきて、何の気なしに見ていたら

スピーキングロックにLos Lobosが来るだってーー!!!しかも無料。

うっおー、マジですか???ローカルのテレビもラジオも新聞も全く見ない人間なので、もうちょっとで見逃すところだったぞ~。しかもその辺のバンドじゃないですよ。ロボスだよロボス、狼だよ(←意味不明)。普通のコンサートもそんな大した人が来てくれないエルパソで、自分がちゃんとCDを買ってるようなバンドが来てくれるなんてさ!ライブまでの一週間はwkwkして待ちました。


さて当日。
一応夜8時〜とあって、まぁ最初は前座が出るだろうしと遅れていくつもりで、着いたのが8時45分ごろでした。入り口で年齢確認とセキュリティチェックがあり、飲み物は持ち込み禁止ってことでいつも持ち歩いてる水ボトルはそこで捨てました。入ると、会場は広いけどまだそんなに人がいない感じ。んでぶらぶらしながら奥のテントで飲み物を買って(そこも年齢チェック有り)、またぶらぶらステージの方へ。ビール5ドル、他はマルガリータとコーラと水くらい、食べ物はナチョみたいなスナックのみ、こんなんで入場無料って一体どどのくらい出演料を回収できるのだろうかと、いぶかってしまいました。

ステージの前方はテーブル席になっていて、そちらは大体埋まっていました。どんな人が前の席に座れるんでしょうね、カジノのハイローラーか?(笑)よくわからないけど、でも立ち席はまだまだ混んでなくって、柵の後ろは人が陣取っているけど、その後ろはぽつぽつしか人がいなかったので、真ん中あたりに立ちました。真ん中2列目、近い!オペラグラス持ってきたけど、この近さじゃ全然いらないなぁ。大体、間近に見て「キャーカッコいいっ!」って人たちでもないですからね、おじさん達…。音楽聴きに来たんであって。どうせ遠すぎて撮れないと思って持ってこなかったけど、カメラで撮れたかも。見渡す限り、ラテンの人しかいない。アジア人はもちろん私らだけだし、白人もいないー!でも手持ちぶさたでぼーっと開演を待ちます。

9時半ごろ、演奏が始まりました。最初の曲は「Don't Worry Baby (Youtubeへのリンクーみんな若っ!)」
俄然盛り上がるわたくし(笑)
しかしどうも、PAの調子が悪いみたいで、ちょっとバラバラ感が。そしてセサール兄さんが、最初の3曲くらいの間、しょっちゅうしゃがんでアンプの調節してたのが、なんともお気の毒 。いやいやここまでずっと演奏者が機材調整せなあかんライブって見た事ないんですけど…(しかも演奏中にしゃがんでって、、、)。多分、ドラムの音が聞こえてなかったのでは?後ろ向いて演奏してたし。けれども、やっていくにつれて直ったらしくって、段々バランスがとれてきました。

去年のアルバム、『Tin Can Trust』からも、6曲目までで3曲やりました。なぜかアルバムの1〜3番目の曲でした(いや後半にもいい曲あるんだが?)。それにしても、ど真ん中で場所とりしてる私たちのまわりの人々も、思ったよりみんな冷静なんだなぁ、やっぱ無料だから?と思っていたら、突然「クンビアで踊るかい」とかいってスペイン語のクンビア調の曲の連発になったら、ムチムチのおねえさんたちが腰振って踊り出して、会場の熱気があがるのでした。

さすがご当地。

そして途中から、サックスのスティーブさんの彼女(?)とかいうラテンボディのお姉さんが楽屋から舞台に出てきて踊り出しました。また引っ込んだ時にもベースのコンラッドさんは楽屋の方見てニヤニヤしっぱなし。そして「こっち来いよ!」と手を招くのでありました。そして最後にはなんか楽屋からお姉ちゃん達が3人も出てきて踊ってましたし。

無料なので7,8曲くらいかな~?なんて思っていたら、いやいやそんなことはない、全部で19曲か20曲バッチリフルにやりました。気付いたら左のお姉さんはめっちゃノリノリで踊っていて、時々ぶつかった(笑)アンコールはやっぱり「ラ・バンバ」で。

そしてわたしは、とっても満喫して、家路についたのでした。しかしコーラ一本で、Los Lobosフルライブを観れたなんてなんと貴重な想い出の夜。

↓の動画は、私が一番聴きたかった曲「Volver, Volver」をやってくれた!携帯動画です。
(削除いたしました <(_ _)> )


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